May 31, 2005

8時に終わるBBQ。

68813200.jpg昨日はメモリアル・ウイークエンドの最後の日。この写真はキャレンとマイクの家の前で撮ったもの。他に2組の家族が加わり、まだ夏とはとてもいえないシカゴ郊外で、この休日に恒例化されたバーベキュー・パーティ。

4組がそれぞれに幼児を持っているので、バーベキューは午後の二時頃から。テラスに置いてあるグリルに火が入り、ハンバーグ、ソーセージ、玉葱、ズッキーニ、トマト、とうもろこしなど、片っ端から焼いていきます。

通常、グリルは男性の受け持ち。ビールを片手にスポーツや仕事の話をしながら、ハンバーグをひっくり返していきます。私達はキッチンで、サラダやバーベキューに合うもの(今回はマカロニ&チーズ、グリーンビーンズのトマト煮)の料理。

子供が出来る前、毎週のように会っていましたが、今ではこのようなパーティの時でしか、会う機会がありません。ですから、こんな時にはお互いの開いた時間を埋めるように、次から次へと会話が弾みます。

さて、食事の用意ができ、大きなテーブルを囲んで皆で食べ始めます。でも 落ち着いて食べてはいられませんね。一口食べては、歩き回っている子供を追いかけたり、ひっくり返したコップのあとかたずけをしたり。また一口飲んでは、泣き始めた子供を癒したり、面白がって落とされたスプーンを床から何度も拾ったり。。。。

結局、幼児達に振りまわされっぱなし。
それも8人の大人たちがお互いの顔をみあわせながら一緒に同じ事をやっているので大笑い。

子供を寝かしつける為、8時に終わってしまうパーティは昔とは大分違いますが、それなりに満足。楽しいひと時でした。

今日一日、笑顔で。

It was the last day of the Memorial Weekend. I hope I illustrated our barbeque party well. Since we now have children, the traits of our get-togethers have changed; however, our sprit is still the same: we enjoy each other’s company.
By the way, on these occasions, have you ever noticed that the men are always gathered around the grill?


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May 30, 2005

Memorial Day と the Wall

121d02c6.gifメモリアルデイ・ウイークエンドは多くの子供達にとっては一学年の終わりを告げる週末であり、大人にとっては友達や家族と一緒の時間を過ごす週末。 

メモリアルデイは亡き人を想う日でもあり、多くの人は墓地に訪れます。そして、この日は戦争で亡くなった人達に敬意を払う日でもあります。(多くの都市では戦争のベテランを敬うパレードが行なわれています。)

今日はこの特別な日をかねて、ワシントン・DCにあるベトナム記念碑、俗にいうthe Wall (壁)について。

ベトナム戦争はアメリカの歴史の中で最も長く、国民の意見が分かれ、戦争の惨めさや醜さをヒシヒシと感じさせた戦争。この記念碑は戦死した人々を供養するために建たれていものだけに、軍事、政治、宗教、には一切係わっていません。この記念碑をデザインしたマヤ・イェン・リンさんはこう言っています。

"...this memorial is for those who have died, and for us to remember them." Maya Ying Lin (この記念碑は逝ってしまった人達、そしてその人達を憶えている私達のもの)

地面の下、V字に構成された幅150メートル高さ3メートルの壁。その壁の石塔には1959年、最初にこの戦争で犠牲になった兵士から1975年の最後の戦死者まで、58,245の名前だけが刻んであります。

壁の前には家族や友達からの花やカードや写真などのメモランダが置かれ、訪れる人は刻まれた名前を指でなぞったり、名前を紙に鉛筆でこすりインプレションをとったりします。

数字ではない、一人一人の名前。その名前を読んでいると、戦死した兵士たちがこの戦争の無益さ、犠牲を大きさを静かに訴えているよう。私がこの記念碑を訪れたとき、言葉では語りきれない感傷にかられ、涙をしたの憶えています。

皆さんが、アメリカの別な顔を見てみたいのでしたら、ワシントンDCにあるthe Wallを訪れてみて下さい。

今日一日、笑顔で。

Hi everyone!
If you would like to see a different face of America, I suggest visiting the Vietnam Memorial in Washington DC. As you see name after name carved on the wall, you can’t help being moved by it. This is a place where everyone, regardless of opinion, can come together and remember and honor those who served. This is a place of reconciliation and healing.


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May 29, 2005

黒人女性Millionaireとヘアートニック

73ff46c8.JPG今日からメモリアル・ウィークエンド。
この週末はたいがい友達や家族と一緒にバーベキュー。呼んだり、呼ばれたり。私達も明日、久しく会っていない友人の家へ行く予定。

テーブルごしに夫をみる。髪はボサボサ。床屋の嫌いな彼は、ヘアートニックをつければ、OKと思っているらしい。アピアランスに鈍感な男を夫に持つと妻はそれなりに苦労する。

ヘアートニックといえば、セラ・ヴレィドラヴ・ウォーカー (Sarah Breedlove Walker) 俗にC.J.Walker。実は、彼女は黒人女性の最初のミリオネアー(millionaire)です。今の時代ミリオネアーは、それほど珍しくはないけれど、1910年代では、ミリオンは莫大なる金額。大富豪のシンボル。それを、彼女は、貧困と人種差別の壁を乗り越えて、わずか13年という短い間でやりとげてしまった奇跡的な成功者です。

南北戦争が終わって3年後。C.J.ウォーカーは1868年に貧しい家庭に産まれ、14歳で結婚。20歳で未亡人になる。一人娘を養うために、レストランでクック、ホテルで洗濯婦をしたりしながら37歳になるまで働いていたという。

ある朝、彼女は洗濯場で彼女自身の姿を鏡でみて、このままでは人生は駄目になってしまうと突然認識し、わずか1ドル25セントの資金でヘアー・トニックの会社を起業しました。

数年後、会社は軌道に乗り、彼女はハドソン川に沿ったニューヨークの土地を買収し始める。その後、リオステイトは上がりに上がり、彼女はミリオネアーになったという。

後年、C.J.ウォーカーは、51年間の人生に終わりをつげるまで、黒人の生徒達のために毎年$10,000の奨学金を南部の大学に送り続けたという。アメリカン・スピリットを知る、一寸イイ話。

それにしても、ミセス、ウォーカーの貢献は素晴らしいが、私の夫にはヘアートニックより、ハサミが必要なよう。

今日一日、笑顔で。

Good morning,
I love the story of C.J. Walker. Despite adversities, race gender age, and poverty, she was determined to succeed and she did in such a short time. I think she is inspiring for everyone, and love to share her story.



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Reference: NY times;courtesy of the Photographs and Prints Division, Schomburg Center for Research in Black Culture,The New York Public Library, Astor, Lenox and Tilden Foundation
  
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May 27, 2005

Mystery Pianist

5335c30d.jpgこれはイギリスでのニュース。

先月、英国の警察はケント市の通りで一人の男を保護しました。彼は言葉を話せなく、酷く脅えているよう。正装はしていましたが、服はびっしょり濡れていて、身元を証明するものはなにも持っていないとのこと。

当惑した警察とソーシャル・ウォーカーは、黙って背中を丸めて座っている彼に、ペンと紙を渡したそう。すると彼は文字ではなく、ピアノの絵を描いたという。

それ以上なんの手がかりもつかめないので、仕方なく、その男をピアノ前に連れて行く。彼は少しの間、鍵盤を見つめていた後、ピアノを弾きはじめた、それも完璧に、何時間も。何時間も。

立ちあっていたソーシャル・ウォーカーによると、ピアノを弾いている彼の態度はまるで違っていたという。楽しそうで自信に満ちていて。彼の奏でる旋律は美しく、聞いていた者の心を魅了したそう。

残念ながら、彼のアイデンティティはいまだに分かりません。でも、これは故意的にパブリシティを高める為にした事ではないよう。警察はヨーロッパ中のオーケストラに彼の身元捜索の協力の願いを出したという。

この話。なぜでしょう。心を刺すものがありますね。

今日一日、笑顔で。
 
Greetings,
It might be because I love piano music, but I find this story fascinating and touching. I guess what I like about it is that if you have a passion for certain thing, no one, even yourself can take it away! Well, I hope he will find his identity and live his life just like he played his piano. Have a wonderful day, friends.



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May 26, 2005

マルチ・タスキングとIQ

22b349e5.jpgどのCEOだったろうか、ジャック・ウエルチもしくはドナルド・トランプ?
まぁ誰にしろ、そのCEOは時間厳守のため3人の全く異なる事業の専務達と同時にミーティングをし、結論をその場で下したという。俗にいう、聖徳太子の逸話のよう。太子は場合は7人でしたっけ。

でも、調査によると、このような仕事の仕方はあまり良い結果がでていないみたい。
ロンドン大学による研究では、電子メール、携帯電話、複数の責任を持たなければならない現在の労働環境は記憶力やコミュニケーションの減退を促してしまうとのこと。さらに、このようなマルチ・タスキングはIQを低下させるという。

ロンドン大学が主張するには「人間の脳は24時間活動するテクノロジーの世界に適用できるように創られていない。そして、幾つもの仕事やタスクを曲芸のように成り遂げようとすると、返ってボロが出てしまう」とのこと。

ふーん。CEOの平均の就任年数はたった二年半だそうだが、やはりこのマルチ・タスキングのためにでる愚かなミスが彼らの寿命を短くしているのかも。

いつぞや、知人の高校生のマルチ・タスキングの話を書きました。今の高校生の多くがテレビをみながら、論文をコンピューターで書き、電話で多数の友達を話しながらという勉強しているということ。そして、私が高校生だった頃と随分違うったなという実感。

でも、この調査の結果をみると、一つの事をやり遂げて次へ進むというトラディショナルな勉強の仕方の方が効果的みたいですね。なによりも、IQが下がらなくてすむしね。

今日一日、元気で。
 
Hi Friends,
Isn’t it amazing? I never new the flood of e-mails, cell-phone calls and text messages can lower our IQs. The researcher Glenn Wilson tells “This is a very real and widespread phenomenon.” Well, I guess we have to deal our tasks one at time.
Have a nice day.

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May 25, 2005

理由なき17ヶ月児の反抗。

23fb86c9.JPGここ一週間、陸は“NO”という言葉を覚えてしまった。

「陸、散歩しよう?」「ノー」、「ご飯たべる」「ノー」と、この17ヶ月児。

この時期、幼児たちは自分の意思を親に伝えられることが出来るのと発見。「やってみるぞ、使わなくちゃ」というわけ。陸はその反抗できる意思にキワメて魅力を見出したよう。とにかく、ほとんどの会話はこの『ノー』で始まります。

では、どのようにこの『ノー』に対処すべきか、と少しリサーチをしてみました。

すると、「選択権を与えることが良し」とのこと。 「ノー」と答えられたら、「じゃあ、この二つのチョイスのうち、どっちにする」と子供に聞き返しなさい、と専門家。

例えば、靴を履くのを拒否する子供に、「赤い靴にする、それとも青いサンダル?」寝るのを拒むのに。「今寝る、それとも、本をもう一冊読んでから?」という具合に二つの選択を与えたらどうですか、ということ。

幼児の意思を尊重したふりをして主旨が変えられない選択をあげなさいという意味。(笑)
要するに、子供より、アウト・スマートになれっていうこと。

「それって詐欺っぽい、いかにもアメリカだな」と、訳のわからないことを言い出す日本人の旦那。眉をひそめて、応対する私。。。

さて、実際の成功率はどうか? 残念ながら、あまり高くないですね。十回のうちに二回ぐらい言うことを聞いてくれた。。。かも。見え透いたチョイスは、やっぱり通じないみたいですね。

結局、「一番偉いママのいう通りにしなさい。」が、今のところ、もっとも説得力がありそう。

今日一日 笑顔で。
 
Hi moms,
It is certainly troublesome that every reply I get from Riku is “NO,” but when I heard him say the word for the first time, I thought it was the cutest sound. Let’s have fun raising our loved ones. Have a wonderful day!

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May 24, 2005

卒業式とディズニー

fe5690f3.jpgこの写真はノースキャロライナから、姪,ヘレンの卒業式が終わってほっとしているところを撮りました。この学校では、生徒のご両親のスケジュールを配慮して、夕方の6時ごろから式を始めるので、終わったのは9時すぎ。ご覧のとうり、もう夜でしたね。

ヘレンは少し歳の離れた兄の娘で、兄がボストンに住んでいた時、よく面倒を見たものです。彼女はアトピーで(特にピーナッツと卵アレルギー)小さい時は蕁麻疹で大変だった。

その娘がぐんぐん大きくなって、もう高校卒業?ホントにビックリ。ここ数年、直接会っていなかったけれど、私は電話で相談役。彼女が初めてボーイフレンドの事を私に話してかけてきた時、あぁ、この娘は成長したなって実感しましたね。と同時に私が歳を取ってしまった事も(笑)

記念すべき日や、大事な期間が終了した時を、私の旦那は「節目」といいます。私達はこのような行事を一つのマイル・ストーン、(石の標示)と表現します。そして、高校の卒業式は生涯において大切なマイル・ストーンの一つ。60パーセント以上の卒業生がこの日を境に世界に飛び立っていくのです。

ウオルト・ディズニーは このような言葉を残しています。
"All our dreams can come true - if we have the courage to pursue them." ~Walt Disney
(私達のすべての夢はかなえられます。もし、私達に追求する勇気があるのならば。) 
将来に不安になったり、怖がったりするよりも、まずやってみよう。勇気をもって、頑張ってみようという、若者への激励の言葉。

ヘレンは優等生。でも、ここ一年間、大学へは行かないで、将来、自分の本当にやってみたいことを、バイトして旅をしながら考えたいという。それも良し。 私はこれからも、電話の向こうで、彼女を見守っていてあげたい。

今日一日、笑顔で。

 Hi Friends,
Sorry for writing you late. Yes. I had a wonderful time attending Helen’s graduation. I was so proud of her. There is another statement that I really like for this occasion. I will leave you with this. Have a nice day!

"Many of life's failures are people who did not realize how close they were to success when they gave up." ~Thomas Edison

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May 21, 2005

ノースキャロライナとリンカン大統領。

82d60d62.jpg私は昨日から、ノースキャロライナのシャーレットという都市に来ています。明日は姪の最後の高校生活の日。卒業式に参加するためにシカゴから飛んできたわけです。

実は、私はシャーレットに来たのは初めて。なかなか素敵なところですよ。暖かい(笑)。私は卒業式にと、スーツを持ってきましたが、こんなポカポカしているので、必要はありませんでしたね。こんなことなら、気に入ったブラウスを持ってくれば良かった。

正直いって、南部ってなにか、人種差別やコンサーバティブの印象が強かったのですけれど、実際に来てみると、そんな感じは受けません。むしろ、もっと解放的な感じさえする。(もっとも、郊外にでれば、印象が全く違ってくるのかもしれませんけれど。)大都市にないアメリカの違う顔を探している旅行人に、この都市は推薦です。寄ってみるのは一寸イイいかも。

さて、せっかく南部に来ている事だし、今日は我が国で最も尊敬されている人、リンカン大統領にまつわるお話。

南北戦争中、軍備責任の秘書が、リンカンのオフィスにドアを凄まじく開けて入ってきた。その秘書がいうには、直時の同僚が彼を中傷し、解雇させようと卑劣なプランを立てているという。我慢ならないとその秘書はリンカンに主張してきた。

リンカンは、その秘書に彼の同僚に手紙を書きなさいと促した。同僚に彼の視点を知らせるべきだと。秘書はそれは良い考えだと言い、自分の机にもどり、自分の気持ちを叩きつけるように手紙を書いたそう、そして再び、リンカンのオフィスに行き、彼が書いた手紙を読み上げたという。

「それで、その手紙をどうするつもりですか。」と リンカン。

「もちろん、送るつもりです」意気揚々の軍備責任の秘書。

少し、間をおいて リンカンはこう言ったそうです。

「その手紙は燃やすべきだね。君は自分の気持ちを素直にだした。書くことを楽しんだ。燃やした後に、もう一度改めて、相手に手紙を書きなさい。」

(なにか昨日の自分の事を言われたよう。)

今日一日、笑顔で。
 
Hi Friends,
We’re here Charlotte, North Carolina is wonderful! People are friendly and diverse. And most of all, it is comfortably warm. Have a nice weekend!

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May 20, 2005

正直に。

b7f966be.jpg昨日、某アダルトサイトの方が私のブログを彼等の社にリンクしたというコメントに残されました。私はこのメッセージを読んで、少し(いや少しどころではない)戸惑ってしまった。ご承知にように、私のブログはアダルトのサイトとは全く関係がないからです。

このブログを新規する際、このような事が起こることは予想していましたが、やはり、実際に起こってしまうと悲しいですね。私と主人は慎重にタイトルや説明を考えたつもりでしたが、やはり、外人女性の名前とアメリカという言葉を組み合わせると、アダルト業のサイトに関連していると思われてしまうのでしょうか。

おそらく、このような間違いは私だけではないと思います。ブログは誰でもアクセスできるミデアであり、又、人気ブログに参加している際、ヒット数が多くなるため、このような誤解のでる可能性は大きい。実際、たくさんのブログ・ライターの皆さんは多かれ少なかれ、様々な問題に出くわしていることでしょう。

ですから、私はこのような間違いを気にしてはいけないのですが、この件に関しては、柄になく感情的になってしまったようです。そして、それは最初に日本を訪れた時の経験
が尾を引いているのだと思います。

初めて日本の地を踏んだ時、私は20代中頃、休暇を溜めてボーイフレンド(現在の主人)と彼の祖国へ二週間の旅行。それまで外国へ行った事がなく、初めての海外旅行で随分緊張したものです。

日本の皆さんはとても親切で、有意義な旅をおくりましたが、何度も、路上を歩いていると、男の人達に “How much?” と聞かれました。若い白人、そして金髪という、セックス・オブジェクトとしてのステレオタイプはアメリカ以上に日本でも強かった事に驚嘆してしまいました。そして、それは、私が一番嫌いな、自分の取られ方でした。ですから、今になっても、その事に触れられると良い気持ちがしないのです。

しかし、もし、その会社の人が私の文を一行でも読んでいただいてもらったら、こんな誤解はたちまち解けたはずなのにと、残念と思うかぎりです。

愚痴になってしまってごめんなさい。これからも、精一杯、私なりに納得いくものを書いていくように努力します。

Hi Friends,
I was surprised to see that comment. I hope that’s the last I see of anything like that. My intention is to make this site clean, credible & inspiring. I hope you have a good day.

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Posted by robin_elise at 19:20Comments(6)TrackBack(0)

May 19, 2005

煙草とショパン

b9bb1027.jpgもうすでにアメリカの多くの都市では、レストランやバーで、煙草を吸うことが、法律により禁止されています。そして、スモカーには申し訳ありませんが、この傾向は年々強くなっているよう。

さて、コロラド州のテムナス市では、他の都市にならって、食飲店での禁煙制度を成立。市長、ドナ・ベンソンは、タバコの危険さ、セカンドハンド・スモークの悪い影響さを、レストランやバーの関係者、並び市民に教育したいという。

ただ、問題がひとつ、実はこの街には、レストランやバーが一軒もない。ただの一軒もないのに、なぜこういう法律を成立するのかは少し疑問に思いますが、まぁ、市長によれば、これからレストランが建つことを予想してのこと、だそうです。

煙草といえば、ショパンの話が思い浮かぶ。私はショパンの音楽は好きです。私を含めて、沢山の人がクラシックを好きになるのは、おそらく彼の音楽の影響があったからでしょうね。

ショパンの音楽はとても繊細で華麗で、ロマンチック。その反面、彼は非常に几帳面で神経質な芸術家だったらしい。特に、楽譜に対しては、異常なまでの執着心があり、ほんの少しの汚れやページの角の折れで、自分を失うほどヒステリックになってしまったという。

そんなショパンの性格を知っていた、音楽家の友達が、書き終わった協奏曲の楽譜をぜひ、見せて欲しいと尋ねてきた。
「もちろん。楽譜を読むときには、絶対に汚さない、白い手袋をして、細心の注意を払うことを約束する。」と、その音楽家。

そして実際、その友達は約束どうりにした。楽譜を読む際に、彼の書斎を整頓し、直射日光を避け、手袋をして、丁重に一枚ずつめくった。

数日後、その音楽家は、自信満々で借りていた楽譜をショパンの前にさしだした。楽譜を受け取ったショパンは、顔色を変えた。下唇を噛み、不満がみるみるこみ上げてくるのが分かる。そんな芸術家のリアクションに、友達は戸惑ってしまい、どうしたのか、ページでも、失くしてしまったのかと尋ねる。

ショパンは震えた声で、
『君はタバコを吸う部屋で、この楽譜を読みましたね。』とのこと。

今日一日、笑顔で。

 
Hi Friends,
Yes. It might not be a good time for smokers to smoke at restaurants and bars.
Isn’t it funny to know the traits of Chopin? Knowing little story like this will give you a new appreciation for his music. (Well I hope)
Have a nice day.

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