ゴソゴソと掃除している時に出てきたのが、昔、愛読していたアンデルセンの詩と童話集。
あぁ、これは随分前から、子供ができた時のためにと取っておいたもの。そろそろ陸に読んでやれる時がきたかな。
アンデルセンはなかなか面白い人。ひょろっとしていて、無頓着で、そして、世の中と折り合いがつかない。ドリーマーという言葉をそのまま人物にした人のだったよう。彼の作品は、地球上ほとんどの人が知っていますが、彼の生涯についてはあまり知られてない。
そこで今日と明日、アンデルセンの生涯、そして、彼にいつわる話を。
ハンズ・クリスチャン・アンデルセンは1805年、デンマークのオーデンセのスラムに生まれました。彼の父は貧しい靴職人、母は洗濯婦。少年時代、彼はほとんど教育をうけていませんでした。
11歳の時、父を亡くし、見習いとして職を転々としましたが、どれもどうも板につかない。そこで、14歳のとき役者志願、コペンハーゲンへ上京。彼はソプラノの声があり、その美しい声質をかわれ、スターにはならないまでも、ローヤル劇場の舞台にまで上がったという。
しかし、声変わりの時期が訪れ、劇場を去ることに。そんな時、ディレクターの一人が、彼をグラマー・スクール(小学校)に推薦。17歳で11歳年下のクラスメート達と机を共にすることに。
それでも勉学に励み、文学に目覚めたとのこと。そして、1828年、コペンハーゲン大学に入学。翌年、彼のミュージク・ドラマ、「Love in St. Nicholas' Church Tower」がローヤル劇場で開かれ、着々と名を上げていく。
彼は生涯の旅行好き。ビクター・ヒューゴ、チャールズ・ディキンズなど、数々の有名作家を訪れてながらヨーロッパ中を歩き回ったそうです。そんな彼のイタリア旅行の体験をかいた、「即興詩人」が大ヒット、文学の世界で一目を浴びることに。
その後、ご存知のように「おやゆびひめ」「人魚ひめ」「はだかの王さま」など多くの作品を書き、1875年、70歳で他界するまで、150編あまりの童話を書き続けたとのこと。
さまざまな不幸、挫折、苦労を経験しての成功。みにくいアヒルの子は、アンデルセン自身だったのでしょうね。
今日一日、笑顔で。
I love Hans Christian Anderson. He is known for fairly tales, but his stories were not meant merely for children but for adults as well. He has also written plays, novels and travelogues. Actually, I love his poems. They are very touching and pretty. Anyway, as glancing through my old Anderson’s book, I thought you might be interested in knowing his life.
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Reference: Literature Network