July 17, 2005

ビリーホリディとsummer time

cdce859a.jpg夏の夜。時折、訳もなく感傷的になる時ありますよね。 
例えば、パーティなんかで、皆は楽しんでいるのに、いつものように中に入れない。友達が陽気に騒いでいるのに、返って悲しい気分になってしまうような。 

そんな時、ビリー・ホリディの歌をよく聞きます。彼女の飾り気のなく、心からの出ている歌声は心を静かに癒してくれます。 

あらら、使いふるしの宣伝文句だね コレは。(笑) 

7月17日は彼女の命日。ですから、今日は、私の大好きなジャズシンガーのことを。

ビリー・ホリディは1915年ボルトモアに産まれました。本名はエレノア・ファナン。彼女の母親は13歳の若さだったよう。1928年、母とNYCに上京。ハウスメイドをしていた母と安定した暮らしをしていましたが、大不況の渦に巻き込まれる。母は職を失くし、エレノアは夜の七番街のハーレムを、二人の生活の為にさまよい歩いたそうです。

そんな中、ダンスのオーディションに落ち、はったりでクラブバンドのオーナーに歌えるといってしまったエレノア。ナイト・クラブでシンガーとして働くことになります。芸名をギターリストだった彼女の父親からとり、ビリー・ホリディにし、たった2ドルの賃金で、週6日、夜中から午後の3時まで歌い続けたという。

彼女が歌いはじめて何年か後、出だしたばかりのベニー・グッドマンに遭遇。彼のバンドと、1933年に、始めてのレコーディング。 ジャズのリズムと彼女独特の甘い声質がマッチし、評判を高めていきます。

彼女が名声をあげたのは1938年、NYの Café Society でStrange Fruit を歌ったこと。この歌は黒人迫害についてルイス・アレンが書いたのもので、世界に衝撃を与えたのはいうまでもありません。

有名になる反面、彼女の私生活は荒れて行きます。アルコール中毒、麻薬の乱用が彼女の体をむしばみ、声帯を弱らせていく。彼女は何度か麻薬の不法使用で捕まり、クラブに行くのさえ禁止されてしまいます。しかし麻薬は止めることができず、44歳の若さで逝ってしまう5日前も警察の拘束の下にあったとのこと。。。

ガーディニアの花を髪にさし 頭を上向きに 祈るように歌う ビリーホリディ。

ビリーホリディは彼女自身を救えませんでしたが、彼女の歌声は、時代に関係なく、これからもたくさんの人々の心を癒していくでしょうね。

今日一日、笑顔で。
Since the first time I heard her recording “Lady Day,” I’ve loved listening to Billy Holiday’s songs. There’s something about her voice that is moving, and knowing a little about her life adds another dimension to hearing her songs. If you haven’t had the chance to hear her music yet, I hope you do sometime.


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この記事へのコメント
寂しい時にビリー・ホリディの声を聞くと、一人もまた良しと
気持ちが落ち着きます。本を読んでいるときはコルトレーンも
音を小さくしてかけたりします。そういえば温泉に入った時も
コルトレーンをかけていました。リラックスできる音楽がある
のはちょっぴり贅沢な気がして嬉しいです。
Posted by at July 19, 2005 01:41
ほぉ、彼女はいかにも夏に生まれた感じがしますね。(笑)

ビリー・ホリデーは大好きなんだけど、彼女の声は切な過ぎて、聞きたい気分な時と、聞きたくない気分な時があります。(自分が切なくなりたくない時なのかな?)(笑)

同じような意味で、ジャズで一枚だけCDを選ぶとしたら、コルトレーンの[A Love Supreme]を選ぶと思うけど、しかし、このCD、例えば体調がイマイチって言うような時はあまり聞きたくありません。(笑)

それだけ、究極を極めたところを感じるからでしょうか。。。
ビリーホリデーは、私生活が幸せで無かったことが有名なので、そう言うイメージが悲しさと重なると言うことも言えるかも。

NYに居らしたころは、ライブとか行きましたか?
また、来ますねー。




Posted by hitomi at July 19, 2005 06:29
ビリー・ホリディ、私も好きですが彼女のスタイル、聞きたくないときと聞きたい時とあります。上のHitomiさんと一緒かな。最近聞いていないので、ロビンさんのブログを読んで久しぶりに聞きたくなりましたよ。

(ビリーとは比べ物にならないですが、最近になって数年前に話題だったノラ・ジョーンズを聞いています。バックにさらっと流しておける彼女の音楽も癒し系です。)
Posted by さとこ at July 19, 2005 07:57
零さん、
そうですか。温泉とコルトレーン。なかなかの組み合わせですね。私も結構、一人の時間を大事にするほうなので、そんな時、ビリーホリディの歌は格別です。

あぁそれと、零さんのサイトに、ハリーポターの写真がありましたね。
自分も早速と本屋さんに行ったら、もう売り切れ。予約しなければ、いけないのですって。凄い評判ですね。
Posted by robin elise at July 20, 2005 11:44
hitomiさん
んーん。NYCに住んでいたのは、もう10年前。

その時は貧乏な学生でしたので、あまりクラブ回りは出来ませんでしたね。しいていえば、ソーホーの小さな劇場や、(当時、SOHOはあまり高くなく、ボヘミアンと学生が多かったかな。)NYU、やクーパーユニオンの学生劇やらでしたね。

ブルーノートには一年に一回。 後は、リンカンセンター。主人はオペラが好きなので、一番安いファミリーサークル、当時$20ドルぐらい天井桟敷の席でオペラをみていました。
Posted by robin elise at July 20, 2005 11:52
さとこさん
ビリーホリディは大好きですが、毎日は聞けません。
でも、訳もなく悲しい時なんか、私には、彼女の悲しい歌声の方が、返って心を癒してくれるようです。

ノラジョーンズには同感です。彼女の声と音楽はタイムレスな
感じがします。

それにしても、マーカス君。元気になって良かった。
Posted by robin elise at July 20, 2005 12:03