先週、ロスアンゼルスのトレード・テック大学で、12人のジャパニーズ・アメリカンの皆さんに卒業式が開かれたそうです。
卒業生の年齢は70歳から83歳。高校生時代、世界大戦が勃発し、アメリカ政府から強制的に家族共々キャンプに移動させられてしまった人たち。
戦争のため、学業の行進を断念させれられてしまった生徒達。
ステージに上り卒業証書を受け取る皆さんにとっては、この卒業式は嬉しく、また少し悲しいイベント。すでに他界した父や母に卒業した自分を見せたかったと、涙ぐむ卒業生もいたとか。
このようなニュースは私の心を強く突く。
なぜ、こんなに時間がかかったのか。なぜ、もっと早く犠牲者への償いをしなかったのか。という疑問がまず頭をよぎってしまう。
そして、日本とアメリカについて、両国の歴史に刻まれた隔たりについて、そして、国際結婚をした私達について。
もちろん、両国の過去の事で気をとがめたり、このような事で私達の結婚生活が揺らぐことはありません。むしろ、私達にとって、文化の相違は魅力であり、国際結婚の醍醐味ではあるのです。(これ、ホン音。)
ただ、戦争、迫害、人種差別に連なってしまうと、やはり感情が先にたってしまう。つい、ほうずえをついてしまう。。。
やきもきした気持ちを主人に話してみると、彼は、そんなニュースがあったかと、ただ単にあくびをしながら、ふんふんと聞いている。うーん。この無頓着さの方が問題。(笑)
12人のジャパニーズ・アメリカンの卒業生に「おめでとう」と「ごくろうさま」二つの言葉を心から捧げます。
今日一日、笑顔で。
I’m sure that this celebration was bitter sweet for these Japanese Americans. Perhaps it’s because my husband is Japanese and I am close to our family in Japan that I’m sensitive about issues such as this. Though I find the difference in our cultures fascinating, when it comes to war, race discrimination or political conflicts, naturally I’m concerned. As for these belated high-school graduates, I honor them from the bottom of my heart.
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